有馬記念&東京大賞典回顧

有馬記念ダイワスカーレットが本当に強かった。
2着、3着は買っていなかったので僕の馬券は勿論全て散った訳ですが、
しかしそんな事はどうでも良くなるくらい、
感激出来るとても良いレースを見させてもらいました。
これで馬券が当たってたら罰当たりってもんです。
僕が使ったのは2000円弱でありますが、
観戦料としては丁度良い金額だったように思います。

今回のダイワスカーレットについては、馬の強さも勿論語られていますが、
最初の1000mを59秒6と飛ばした後
1-2角辺りで1ハロン13秒台に落として一息入れたアンカツさんも上手かった、
とも言われています。
実際、最後の1ハロンは12秒7掛かっているので(ゴール前は追っていませんでしたが)、
あそこで、彼女にとっては軽いキャンター程度に流して、
一度レースをリセット出来たのは大きかったのでしょうが、
でもこれだけ強いと分かると、
あのままのペースで行ってたらどうなっていただろう?
もしかしたらレコードで大差勝ちしていたんじゃないか?
こんな風にすら思ってしまいます。

嬉しい事に来年も走ってくれる彼女。
今度は海外で走るという事ですが、
昨日のレースを見た後では、凱旋門賞だろうがBCだろうが、
勝つか、最低でも連は外さないと思えてきます。

それともう1頭応援していたのはメイショウサムソン
落ち着いていたと思うし、馬体も良かったと思うけど、8着と言うのは残念。
ただ絶対ダイワに勝つんだ!って言う競馬をしての負けだったから、
武豊騎手も言ってた通り、残念ではあるけれども、気持ちの良い負けでした。
これで繁殖に行くのも十分納得できるし、
「お疲れ様」「ありがとう」と言う気持ちです。

一方の東京大賞典
こちらはこちらで、やっぱカネヒキリヴァーミリアンが強かった。
フリオーソは後ろからになってスムーズさを欠いたのが痛かったけど、
ボンネに関しては全く歯が立たず。
実は、有馬の前にホープフルステークス馬連を当てていたつもりが、
番号の勘違いで当たってなかったのが分かって妙に悔しかったものだから
ちょっと穴狙いで行ったんですが、浅はかでした。

このレースはこのレースでカネヒキリヴァーミリアン
直線での叩き合いは見ごたえありました。
カネヒキリは大したもんです。
武蔵野Sの時点ではまさか後にG1を2つも勝つだなんて思いもしませんでした。
3着には3歳馬のサクセスブロッケンで、8歳のブルコンには勝ってくれて良かった。
ただ、ヴァーミリアンとは2馬身半と言う着差以上に
この上位2頭は随分と力が離れていそう。
今年の3歳馬は、有馬記念の前のレースのウォータクティクス然り、
既に重賞3勝のスマートファルコン然り、あとはエスポワールシチー辺りも含め、
まだ強い所と当たっていない良い馬は沢山いるから、
どの馬でも良いから早く現6歳世代を破って欲しいところです。

ちなみにこのレース10頭しか頭数が揃わなかったのもあって、
馬複は1番人気で200円、三連複も同じく1番人気で280円と言うガチガチの結果。
逆に単勝は2番人気だったから310円とこっちの方が付いたくらい。
これだけの低配当なので、こっちはこっちで取れなくても悔しくありませんでした(笑)