中国製は粗悪品?

どうも、久々の更新ですが、ちゃんと生きております(笑)
ちょいと試験のシーズンでございまして、更新しておりませんでした。
本日、漸く終了して、書く気が出て来たので更新再開であります。

とまぁそんな訳で、本日も試験があったのですが、昨晩は花火を見てしまいました・・・。
と言っても、自宅のベランダからなんですが。

昨日行われたのは近所の競艇場の花火大会でして、
僅か1000発と言う、大き目の花火大会に比べれば10分の1にも満たないような、
小さな花火大会なのでありますが、ベランダから見れると言う、
ほんのちょっと羨ましがられる環境なので見たと言う訳です。
小さな花火大会と書きましたが、意外と人は集まるみたいで、
いつも乗っている、競艇場の最寄り駅に至る電車は、
普段、夕方でも全員着席出来るくらいなのに
昨日は吊り革2本に1人ぐらいの感じで立っている人がいると言う状況でありました。

さて、「中国製は粗悪品?」と言うタイトルなんですが、
何を指すかと言うと、その花火大会の花火。
これが酷かったんです。
花火は花火ですから、そりゃぁ打ち上がって色とりどりの光を放てば美しい。
でも、例えばウェディングドレスだけなら美しいけど、
それを着ている花嫁の面構えと体型が酷けりゃ、全体として美しくない。
あれと同じで光の粒、一つ一つは美しいんだけど、
花火全体を見ると醜かったんです。
具体的に言うと、一番酷かったのが形です。
全く円くないんですよ。
あまりにも円く見えないから、一発目の花火を見た瞬間笑ってしまったもの。
何しろカレーパンのような形の花火すらあったくらいです。
それと酷かったのが光を放つタイミング。
同じタイミングで揃って、ワッと一斉に光るのが美しいんですが、
それもまばらでありました。

で、花火って言うのは芸術作品でもありますが、工業製品でもありますから、
他の工業製品と同じく「世界の工場」たる中国製が多くなっています。
そしてその中国製は粗悪品が多いのです。
ちゃんと調べたら、中国製の全てが悪い訳じゃないらしく、
今、花火業界では中国の○○社製とか、××工場製とか、
中国製で一括りにしないで扱っているとの事。
つまり、良いものは日本製程ではなくとも問題ない程度には良く、
悪いやつがとことん悪いだけらしいのですが、
今回使われた花火は残念ながら最低級品という感じでした。

にもかかわらずですよ、
ベランダから見れると言う事で友達同士で集まったと思われる女の子数人が
僕の部屋の上でキャーキャーと、
「超綺麗!」だとか「マジヤバイ」だの、「超感動!」とかなんとか騒いでました。
あれの何処に感動するのか?
ま、あれを見て日本の花火師さんの技術の高さに感動するのなら結構なのですが、
恐らくそうではないでしょう。
もっとちゃんと花火を見てくれないと、
今回みたいな酷い花火が益々横行しそうで恐ろしいです。
この辺りはどこかの国の政治と似てますかね(笑)