奇跡が起こる!

そしてそして3回目、これが最後のカーテンコール。
普通の公演ではカーテンコールの時に誰かが挨拶すると言う事はありません。
また、主演の人の誕生日であっても挨拶があるということは珍しいとの事で
あさみんもそこそこの役なんですが、挨拶と言うのは全く期待していませんでした。
が、奇跡が起こりました。

主演の市村正親さんが舞台中央の最前部に立った時に、
「今日はあそこに書いてくれてるお客さんもいるんですが、
チャヴァ役の安倍麻美さんの誕生日です!」
と、僕の方を指して言ってくれました!!!
「あそこに・・・」と指された瞬間は心臓が止まるかと思いました。
市村さんが言ったって事は、
あさみんはもちろん、出演者全員が一瞬こっちを見てくれたわけです!!!
もうホントにホントにホントにホントにホントに
凄く凄く凄く凄く凄く、最高の最高の最高の最高の最高の瞬間でした!!!!!
今こうしてこの事を書いているだけでも心拍数が上がってきてますw

で、かなりテンパったのですが、
安倍麻美さんの誕生日です!」
あさみんを紹介した時は僕の方を見てくれていたのでチャンス!と思い、
「おめでとう〜」と言ったら、あさみんはニコっとしてくれました。
そして僕が言った後に例の7-8列のヲタが「あさみ〜ん」
と続けて叫んでからあさみんの挨拶。
テンパっちゃってなんて話したか覚えてませんが、
「誕生日の日にこのような素晴らしい舞台に立ててとても嬉しいです。
また来年以降もこんな日が迎えられれば幸せです」
って言ってた気がします。
こんな事があって本当のラスト、手を振ってお別れです。
僕は必死に手を振ってました。
あさみんは、何度かこっちを見て手を振ってくれました。
特に最後、幕が下りて後ろの方の人から段々出演者が見えなくなっていき、
いよいよ僕も見えなくなるという直前、最後に僕を見てくれたのは嬉しかった。
こうして僕のボード企画は文字通り幕を閉じました。

終わって僕はガッツポーズを作りながら、
何度か自分のボードを見てから袋にしまい、客席を後にしました。
で、ロビーで少し荷物の整理をしている時に涙が出てきそうになりました。
もうとにかくそれくらい気分が高揚していました。
もうとにかく嬉しくて最高の気分でした。
6時間以上かけて作った甲斐がありました。
そしてその6時間分の気持ちは伝わりました。
今までのヲタ活動の中で最高の瞬間でした。