春ですね

静岡の桜の開花状況は平野部で7分咲き程度でしょうか。
皆さんお花見などされているんでしょうか?
僕はこの時期に浅草に寄席を見に行く時、
ちょっと早めに浅草に着いて隅田川沿いを歩いたりします。
まあここ3年程行ってないですが・・・。

とまあそんな感じで春でございます。
と言う訳で春に因んで小春ちゃんの話を一席。
って落語ではないw

落語に関連した事が出たついでに話は飛びますけど、
随分寄席に行ってないです。
今年は元旦が天皇杯だったから行けなかったので、
昨年のお正月以来になります。
正月の寄席ってのは顔見せ公演だから普通の「噺」ってのは殆ど無い。
となると通常の寄席に足を運んだのは一昨年の夏の鈴本になります。

8月中席の鈴本ってのは毎年「納涼名選会・鈴本夏祭り」と題して、
夜の部は柳家さん喬柳家権太楼が交互にトリを務めます。
僕はこの鈴本の8月中席には2-3年に一度は足を運んでいます。

初めて行ったのは多分中2位の時、
寄席そのものに行くのが3回目位だったんですが、
この時はトリがさん喬、その前が権太楼でした。
当時まだ名前を知っている落語家と言えば、笑点メンバーと
いわゆる昭和の四天王、それから当時のこぶ平、一平や
小朝、圓歌といった程度だったのでこの2人には期待してなかったんですが、
この時権太楼の落語を見て衝撃を受けました。
とにかく面白かった。
過去2回の寄席も面白くて、だからこそまた寄席に足を運んだ訳ですが、
この権太楼の落語はそれまで見てきた落語と明らかに違う面白さがありました。
で、その時の権太楼の演目が「鰻の幇間」と言う話。

「鰻の幇間」、読めますか?
「うなぎの」は良いけど、「幇間」が読めない?
と、ここで登場するのが僕のこの「はてな」でのID。
僕のIDは「Unagi_no_taiko」ですね。
ハイ、と言う訳でこれは「うなぎのたいこ」と読みます。

ちなみに、僕ら世代だと「幇間」ってのは何か?って事になりますが、
幇間」とは幇間持ちの事です。
じゃ、その幇間持ちと言うのは何か?
これは男芸者とも言うんですが、
金持ちの客に付き添って、お酒の席で客の機嫌をとりながら、
その場を盛り上げると言う仕事の人の事でございます。

他人のHNやIDの由来とかって気になるようなならないような、
数の子が一粒歯の奥に挟まった感じだと思うんですが、
「Unagi_no_taiko」は僕が衝撃を受けた落語に由来するものです。



柳家権太楼って面白いですよ。
一般的には名前が売れてないですけど。
寄席に行く機会があったら是非とも権太楼が出演する時をお勧めします。




「で、小春ちゃんはいつ出てくるんだ」って?
結局寄席の話が長引いたので、また今度でw