準々決勝2ndLeg 1日目

強かだったな、ミラン

「強」と言う字の送り仮名として「か」をつけると「したたか」となり、
「い」だと「つよい」になりますね。
似たような意味を持つ2つの言葉ですが、若干違うので使い分ける事が必要です。
今日のミランは送り仮名として「か」をつけるのが適切な試合をしました。
ちなみにえりりんの場合は「強」に「め」をつけ、更に頭に「俄然」をつける事になりますw

僕は今日の2試合、どちらも注目度は同じくらいだったんですが、
若干ビジャレアルインテルに注目していました。
ビジャレアルインテルを見つつも、
ミランvリヨンをザッピングしている内に
こっちの方が面白いと思い、前半20分位からミランvリヨンを見ていました。

僕のこの試合の予想スコアは4-1でミラン
決勝T1回戦のバイエルン戦や、
2-3年前の準々決勝のデポル戦のホームゲームのように、
ミランは圧勝するんじゃないかな?と思っていました。
で、この試合をしっかり見始めた頃に、
セルジーニョのフリーのクロスをインザーギが頭で合わせてミランが先制。
直前にスタムの負傷交代で生まれたイヤな雰囲気をすぐに断ち切る点は
さすがミランであり、さすがインザーギ
今のインザーギはいぶし銀が磨かれて再びギラギラと光ってますね。


これで僕の予想通りミランがぶっちぎるのかと思ったら、
その5分後位にジュニーニョ・ペルナンブカーノのFKから
最後はディアラが決めて1-1の同点ながらもアウェイゴールでリヨンのリード。
これで面白くはなったし、リヨンを応援している僕としてはちょっと嬉しかった。
しかしちょっとだけなんですね、この喜びは。
と言うのも、ミラン嫌いの僕はいつもほのかな期待をすると
すぐにどん底に突き落とされるんです。
その例が先程書いた「決勝T1回戦のバイエルン戦や、
2-3年前の準々決勝・デポル戦のミランのホームゲーム」なんですが、
前者はミランが2点リードしてから、バイエルンが1点を返して、
「この勢いであと1点取ればアウェイゴールで勝てる」
と期待したら後半に2点取られて4-1でバイエルンは負けたし、
確か2年前の準々決勝のデポル戦では先制されたデポルが追いついて、
1-1となった後に結局3点取られてデポルは負けてます。

逆に、僕がダメだとあきらめた時のミランは負けてくれる。
前述の確か2年前の準々決勝のデポル戦は1stLegがミランホームで、
4-1でミランが勝ち2ndLegはデポルのホームとは言え、
3点差をひっくり返すのは無理だろうと思ったら、
この試合は4-0でデポルが勝って見事にひっくり返したし、
昨年の決勝でのリバプールの大逆転劇は記憶に新しい所。

とまあそんな訳でかすかに期待しつつも、
前半終了間際と後半立ち上がりにミランが決めて、
試合を決定付け、更に後半終了間際にダメ押しのGOALが入って
4-1でミランかな、なんて思いつつ見ていました。

しかし前半はそのまま終了。
後半も立ち上がりにスコアは動かず試合は残り10分。
リヨンは最後のところで踏ん張ってどうにか失点を食い止めていました。
で、このままいけるかな?と思った残り2分。
最後に来て僕の試合展開予想は当たってしまいました。
やっぱりやられましたね、インザーギに。

シェバをフリーにした時点で終わった、と思いました。
そしてシェバのシュートは入ったと思いました。
しかし、運良くポストに当たって跳ね返り、
一瞬は「生き残った」と思いました。
ミランインザーギと言う、こぼれ球を詰めるスペシャリストの存在を忘れていたために。
あのGOALこそ、インザーギの象徴ですね。
インザーギここにあり、と言うGOALでミランが2-1でリード。
さらにロスタイムにはシェバがおまけを付けて結局3-1。
ミランは強かでした。



今日の2試合、最初の1分と最後の2分が象徴的でした。
インテルは1stLegの前半開始44秒の失点に泣きました。
リヨンはこの88分の失点で敗戦が決まりました。
改めて、サッカーは最初から最後まで目が離せないと痛感しました。
その点カンプノウバルセロニスタは分かってないかもなぁww

さ、今度はいよいよ我がバルサの出番。
一瞬でも気を抜けばベンフィカにやられるでしょう。
しかしちゃんとやれば勝てる相手でもあります。
バルサには「強か」でもあり、「強い」勝ち方を見せて貰いたいです。

ノノ〃^ー^)<ま、俄然強め!?
(最後に一言だけこのフレーズを入れたくなりましたw)