開幕

いよいよ始まりました、W杯。
とりあえず、昨日は開幕戦のドイツvsコスタリカを、
途中うとうとしながらも見ましたw

今日の新聞は「ドイツ、4-2で快勝」と報じられているみたいだけれど、
試合を見た限りとてもそうは思えない。
4得点はしたものの、
内2点はペナルティ絵里ア外からのシュートによるもの。
つまりディフェンスを崩しての得点では無い。
その2点が美しいゴールだったのは見ている分には良かったのだが。

それから2失点。
この2失点はとても心配な失点。
どちらの失点も右SBのフリードリッヒがラインを上げなかった事で、
オフサイドにならずに失点したもの。
この種のオフサイドトラップのミスによる失点は往々にしてあるものの、
大抵の場合は何度もオフサイドを取る事に成功して、
何回も同じ事をやっている内に、1度ぐらいは失敗して失点すると言うケースが多い。
が、1失点目に関してはいきなりオフサイドトラップで失敗。
以前から言われていたドイツのディフェンスの脆さを
開始12分でいきなり露呈し、さらに同じミスを後半にも犯した。
もっとも2点目はオフサイドっぽかったけれど。
この2点に関しては「フリードリッヒが悪い」で片付ける事も出来る。
しかし、試合全体を通して見ると
ディフェンスのラインコントロールの問題は勿論、
中盤でのボールの出しどころに対するチェックの甘さ等、
ドイツらしい守備の強さは全く見られず、
むしろ脆さだけが目立っていたと思う。

試合全体に関しては、4-2と言う点の取り合いになったのが意外だった。
このような大会の開幕試合と言うのは1点を挙げた方が勝ちという様な、
あまり点の入らない試合になる事が多いので、
6分にいきなりラームが決め、
更に続けてコスタリカとドイツが点を挙げると言う展開は予想していなかった。

しかし、どうにか初戦を勝利で飾ったドイツ。
ディフェンスに関しては明らかに問題あり。
攻撃面に関しては4得点したものの、評価の難しい得点だった。
ただこの4得点はこの大会の鍵を握るかもしれない。
4得点の内の2得点がミドルシュートによる得点であった訳だが、
今大会で使われるボールと言うのは、
どうやらこのミドルシュートやロングシュートが決まりやすいボールらしい。
となると、ドイツの遠目からでも積極的に狙う姿勢と言うのは、
案外功を奏すのかも知れない。
でもどう考えてもディフェンスが先だよなぁw


・・・とまぁなんか解説者だか、評論家だか、ジャーナリストだかみたいに
偉そうに試合のことを色々書いてみましたが、
ま、片手にビール、片手にサラミでドイツ気分になって、
気楽にW杯を楽しんで下さい。
ちなみに僕の誕生日は8月。
折角のドイツ大会なのにビールを飲みながら見るって事が出来ないんです。
誕生日が6月の頭だったらもうちょっとドイツ気分だったのに・・・w
仕方ないので昨日はサラミをつまみながら見てました。
多分この1ヶ月でサラミとかソーセージとか、かなり食べると思いますww