愛車にまつわるちょっといい話

愛車といっても勿論自転車の事ですw
僕の自転車は何回かこのブログにも登場しているのですが、
僕は中古のクロスバイクに乗っています。
その我が愛車にギアとチェーンの不具合が発生し
行きつけの自転車屋さんへ修理に出しており、今日はそれを取りに行きました。

自転車屋さんのおじさん曰く、
「後のギアとチェーンが減ってたから交換しておいたよ。
多分大丈夫だと思うけど、一応その辺1周して来て。」
と言う事で自転車屋さん周辺を一回りして状態を確認。
そしたら・・・直ってない!
チェーンの歯車が飛んでしまい「ガクッ」となります。
すぐに自転車屋さんに戻ってきて
「済みません、なんかまだチェーンが抜けるんですけど・・・。」
と言うと今度は自転車屋のおじさんが試乗、やっぱりチェーンが抜けます。

どうやらこの手のトラブルの原因として圧倒的に多い
後輪のギアとチェーンの磨耗による不具合の他に、
前のギアの歯車の磨耗も今回のトラブルの原因だったみたい。

「様子見るのにちょっと時間かかりそうなんだけどどうする?」
と聞かれたので
「じゃ、ちょっと買い物行って来ます、30分ぐらいだと思いますけど。」
と言って娘。のCDを買いに行きましたw
で、CDを買って自転車屋さんに戻り、自転車屋のおじさんに
「どうですか〜?」と様子を伺うと自転車屋さんは難しい表情をしながら
「いや、ちょっと前のギアをね・・・外してみたんだけど・・・。」
と歯切れのいい口調ではありません。
聞くと、僕の自転車は中古で型が古いらしく、
お店にある在庫で交換できそうなものが無いばかりか、
( ・e・ )<かーめー!、いやメーカーに問い合わせても
交換できる品が見つかるかどうか微妙、との事。
仮に見つかったとしても合わせて15kちょっとぐらいかかるらしく、
新たに中古自転車を買った方が良いかも、と言う話。

確かに修理で15kかかるのであれば、
もう5kも出せば別の中古自転車は買えます。
ただ、今の自転車は中古で27k。
ホームセンターなどで27kも出せば新品も十分に買えますが、
この自転車は新品価格なら10万円するような物で、がっしりしていて乗りやすい。
そもそも買う時にもうちょっと安いクロスバイクがあり、
最初はそれを買うつもりでしたが、
「とりあえず高いやつも乗るだけ乗ってみなよ」
とそのおじさんに勧められて300mぐらい試乗してみたら
他のやつより断然乗りやすい。
一目惚れならぬ一乗惚れして今の自転車にしたのであります。

買ったのは4年前ですから当時僕は16歳。
それから10代後半の4年間を日常生活においても、
サイクリングにおいても行動を共にして来ました。
10代後半なんて人生において特に華やかな期間です。
そんな期間におけるこの自転車との思い出といえば・・・。

絵里ちゃんと小春ちゃんかおりんが食べた焼そばを食べに、
一人で富士宮まで往復100km走ったり、
一人で梅ヶ島と言う静岡市の山間部へ走ったり、
一人で藤枝へ行って一山越えて静岡に戻ってきたり、
一人で日本平スタジアムにサッカーの応援に行ったり。

・・・あ、10代後半特有の「青春時代の華やかさ」
を象徴するようなエピソードは一つもありませんよwww
基本的に自転車云々関係無しにそういう出来事が一切無いですから!ww
尚且つ基本的に友達の少ない一匹狼ですから友達と何処かへ、って言う話も皆無ですw

それでも強いて挙げるなら、
富士宮の焼そば屋さんで絵里ちゃんと間接の間接の間接の間接キスぐらいはしていますw
あとは僕がまだあややに夢中だった頃、
静岡市民文化会館に来たあややに会いに行ってます。
その後、昨秋もあややには会いに行ってるし、
他にはごっちん、なっち、おとめにも会いに行ってます。
あ、絵里ちゃんに会いに行く第一歩は静岡駅に出る事ですから
静岡駅に行くツールとして絵里ちゃんに会いに行くための愛車でもあるのです。

・・・って「『青春時代の華やかさ』を象徴するようなエピソード」として
無理矢理持ち出した話がこのレベルだと余計に切ないww

少々話がそれました・・・。
ま、近所のコンビニとかスーパーに行くにしてもこの自転車。
そういう意味で本当に「愛車」なのであります。
それだけにそう簡単にこの自転車は失いたくない!

その想いから、
「2万円ぐらい掛かってもいいんで直してください!」
自転車屋さんにはお願いしてきました。
自転車屋さんも「頑張ってみるよ」と応えてくれましたが果たしてどうなるか?


この自転車の購入価格:27000円
今回の修理の見積り額:15000円
再び今の自転車に乗れる喜び:Priceless


この自転車に合うパーツが見つかる事を願っています。