祭りのあと


マツリダゴッホの単+複の応援馬券です、春の天皇賞の。
一瞬でも、「あれ?単勝取ったの!?」って思ったなら僕の勝ちです(笑)
今年の天皇賞では2回とも軸にしているのに
この中山巧者の単勝を買っていないとはなんとも情けない。
このブログ、「マツリダゴッホ」で検索すると結構泣けるので
野暮でイナたい人生を照れることなく語ります。

まず、この馬との出会いは昨年のセントライト
この時も馬連で軸にして流しています。
で、この馬は4角で落馬、この時は泣かされました。
でもマツリダを応援し始めたのはこの時で、
落馬する直前は手応えがとても良くて、間違いなく勝っていたと思いました。
そして菊花賞に出ても勝てたはずだとまで思っています。
普段、そんな事は滅多に思わないんですが。

で、そこまで強いと感じた馬なので、
当然次からは本命にしているかと思ったら、
セントライトの次のレースでは対抗評価です(笑)
ただ実際2着だったし、馬連で馬券は取りました。
そして更にその次のレース。
これは昨年の絵里ちゃんの誕生日、つまり有馬の前日なんですが
このレースは確か単勝1点で勝負してちゃんと取りました。
この時、着差は3/4馬身なんですが着差以上に強いと感じ、
それが次のAJCCに繋がります。

そのAJCCインティライミが出てくれたので単勝は2番人気。
これはオイシイと思い、普段100円単位の僕が確か200-300円買いました。
そして5馬身突き放しての圧勝。
この圧勝を見てこの馬は強い、と確信しました。
そして次の日経賞の時の記事に僕はこう書いています。

マツリダゴッホは去年のセントライト記念では軸にして落馬。
この時は痛い思いをしましたが、それ以降のレースは全て取らせてもらっています。
サンデー最後の世代の最後の名馬になりうる馬だと思っていますので、
ここも当然馬券の軸に。」

このレースは早仕掛けが災いして3着となり、
馬連で勝負していた僕はクビ差で悔しい思いをするのでありますが、
馬券云々よりも「サンデー最後の世代の最後の名馬になりうる馬」と言う言葉。
これが本当にそうなりました。
サンデー最終世代の牝馬フサイチパンドラがG1を勝っていますが
牡馬では初のG1制覇なのであります。
この時にここまで書いておいて、いざG1を勝った時にその恩恵に与れないとは情け無い。

その後臨んだのが春の天皇賞
この時は3連複の軸にして5頭流し。
結果は11着と惨敗しています。
それから休養を挟んで札幌記念でも軸にしましたが
この時も7着に敗れています。
しかしそれでもオールカマーでは叩いて変わるとの確信から
応援馬券の単+複で行って見事に勝ちます。


そして秋の天皇賞、ここもマツリダは本命。
ちなみに対抗はポップロックで単穴がサムソンです。
その時の記事にはこう書いてあります。

「マツリダは春も軸にしたので、
ここで軸から外して来たら凹むだろうって事で
マツリダからのじいさん式ワイド流しで行きます。
多分当たらないでしょうw」

で、結果本当に当たらない(笑)
しかしそのレース後の記事にすごいことが書いてあります。


「やっぱり中山だけしか走らないんでしょうか・・・。
って事は有馬に出てきたら一発があるのかしら?
・・・と思ってまた軸にして負けるんだろうなw」

また軸にして負けておけよ!!!!!
何が悲しいって、当てに行って見事に外してるし
しかも中山巧者を中山以外で軸にして負けておいて、
いざ中山になったら軸にしないし、単勝すら買わないで負けることです。
なんでサムソンの単勝なんか買っちゃうんだろう。
今年の流れを考えたら、もう負け覚悟でいいから買わなきゃダメだったはずなのに。
オッズ見てビビる僕、改めて気が小さい。
これだけ買ってきた馬がグランプリを勝つのは嬉しいのに、
その馬を信じてあげられなかった後悔もあって複雑な気持ち。

次、何処を使うのか分からないけど、
この馬を見る時はどういう気持ちなのだろうか?
信じ切れなかった後ろめたさを常に持ってしまう気がする。
好きな馬はずっと買って無いと後悔する。
これが身に染みて分かった。
多分、昨年・一昨年の有馬も忘れないだろうけど、
今年の有馬こそ一生忘れないレースになる気がする。