ミュージカル

日曜日に思ったことの話。

夏のミューの関連で、また急造ユニットが出来るみたいで・・・。
どうなんですかねぇ?
僕は今回のミュージカルも中身で勝負して欲しいし、
勝負出来るクオリティのものが出来る筈だと思ってるから、
こう言う形の魂胆が見え見えなユニットを作るのは如何なものかと思う。
だって2年前あれは未だに良かったなぁと思うもの。
本編が良かったから、「最後のライブは要らない」なんて声もあったくらいだし。
あのミュー、あの舞台・・・タイトルがえっと・・・あれ?なんだっけ?

・・・あっ、リッボ〜ンの騎士だ。
そうそう、リボンの騎士
ん?「リッボ〜ンの騎士」?
あれ・・・?もしかして・・・?
そうか!なるほど!!そういう意味か!!!

ってな感じで、先日アナウンスされた今夏のユニットについてのニューズを見て、
色々思いを馳せる内、あることに気付きました。

リボンの騎士」ってタイトル、これってさほど意味が無い。
「意味が無い」は語弊があるにせよ
一昨年のミューを見る限り、このタイトルである必要性は無いように思います。
と言うのは愛ちゃんの「幼い頃、御父様に結んで頂いたリボン」
って歌は別に無くたって話としては成立するから。
もしかしたら原作はそのリボンがそれなりに意味を持つのかもしれないけど。

一応、解釈としては男と女の2つの魂を持っているから、
「リボン」と言う女らしい語と「騎士」と言う男らしい語を用いているのでしょう。
しかし仮に、「幼い頃、御父様に頂いたダイヤのペンダント」
って事にして、「ダイヤの騎士」でも全く構わないのではなかろうか。
「ダイヤ」にしておけば後の「ブラックジャック」にも繋がってたし。

じゃ、なんで「リボン」なのかって事です。
それを明かすためには先ずミュージカルを最初から思い出してみましょう。

ミュージカルの幕開けはあの世。
前世での役割を終えて、天使として新たな生を待っているシーンから始まります。
そして1人を除いた各々が神様から人間の魂を貰ってこの世に送り出されると、
これがあのミュージカルの導入部分でした。
で、その後なんだかんだあってミュージカル本編は感動の内に幕を閉じます。
そしてラストはミニライブ。
ライブについては前述の通り「無い方がいい」って声もありましたが、
僕の解釈だと、とても大切な意味を持つミニライブです。
ライブは美勇伝やゲストのあやや、なっち、のんちゃんが歌って、最後が娘。の番。
たしか娘。が出てくる直前だったと思いますが、こんな感じのやりとりがあります。


箙さん:さぁお前達、次は男の子・女の子、どっちに生まれたい?
娘。:女の子ぉ〜!
箙さん:それで何になりたい?
娘。:アイドルゥ〜!グループゥ〜!

そして娘。が出て来て歌い終わるとカーテンコールがあって終了と。
概ねこんな感じの流れ。

このように、幕開けからこのミニライブまでを含めると、
娘。達は先ずあの世からこの世に生まれ、
舞台本編での人生を終えて一旦死んで、
もう一度生まれて今度は「モーニング娘。」として歌うと、
こう言う流れになっています。
つまりこの話では、我々はずっと生まれ変わり続けているという事になります。
(勿論、原作では舞台本編の話が終わったらそれでおしまいでしょうが。)

で、英語で「生まれ変わった」を意味する形容詞が、

reborn

そう、リボーン。
だから「リボンの騎士」の「リボン」は
もしかしたら「reborn」と掛けてるんじゃないかと思ったんですが・・・。
どうなんだろう?
マンガには疎いから、手塚治虫先生の人柄は全く知りませんが、
どうやら医学に明るい人だったらしいし、
これぐらいの事は考えそうな気がしますが・・・。
僕の考えすぎかなぁ?