エウロコパ

EURO2008、ご存知の通りスペインが優勝しました。
欧州だったらスペイン好きの僕としては嬉しい。
それも44年ぶりのちゃんとしたタイトルだから、そりゃ相当嬉しい。
でも、大会を殆ど見れなかったから、
それほど感動はしないんってのが実情です・・・。

優勝は嬉しいと書きましたが、
それと同時によく優勝したよな、と言う事も思います。
まして決勝でドイツを相手に。

スペインと言うのは伝統的に人材は優秀です。
今回も勿論、優勝するに相応しいメンバーが揃っていました。
よって、これがサッカーゲームのシミュレーションだったら、
この優勝はなんら不思議ではありません。

しかし、このチームは国の内情に問題がありました。
それは代表が1つにまとまりにくい事。
スペインは1国であるように見えて、
北東部のバスク地方は北西部のカタルーニャ地方が、
今も独立しようとする動きを見せています。
ですから、それらの地域の人々からすると、
国の代表と言ってもあまり愛着が無い。
これがスペインの弱さでありました。

一方、ドイツのチームワークの良さったらない。
チームワークだけは常に世界一と言っても良いチーム。
だからと言って決勝で強いと言えるほどの強さがある訳ではないのですが、
今大会の結果だけ見ると、接線をモノにして勝ち上がってる印象もあったし、
いくらスペインが好調とは言え、ここはドイツだろうと思っていました。

が、試合は前半頭を除けばスペインが完全に支配してましたね。
試合を決めたトーレスは勿論良かったけど、イニエスタ、チャビが良かった。
まぁバルサの選手だから贔屓もしてるけど(笑)
結果は1-0でしたが、2-0,3-0でも全く不思議は無かった。
逆にドイツ相手にチャンスを決められずの1-0だと
ロスタイムが怖いところですが、そういう心配も無かった。

スペインが優勝なんて未だにちょっと信じられませんが、
これがきっかけでW杯でももうちょっと頑張ってくれたらなぁ、なんて思ってます。



・・・トラキチさん、こんな感じで良いですか?(笑)