複式と単式

馬番連勝の複式と単式、
この使い分けが見事に決まったのが昨日の札幌記念レパードSでした。

札幌記念馬連流し。
ブエナビスタが強いのは分かっていましたが、
初めての古馬相手でその古馬たちからマークされる立場。
そして直線も短いって事で、取りこぼしはあり得る。
しかも何より馬複と馬単でオッズに差が無い。
と言う事でブエナからの馬連流しにしましたが、これが大正解。

あと50m直線が長ければ馬単で問題なかったんでしょうが、
対抗-本命で馬連が上手く行きました。
ちなみに3着が▲サクラオリオンで、馬連も三連複も1点でした。

ブエナは今回負けましたが、ロンシャンは直線が長いので、
ちゃんと差し切れるという事が分かりました。
一方のヤマニンキングリーはこれで重賞2勝目ですが、
近3走は一歩間違えば勝ってた訳ですから、地力はあったという事でしょう。
今回、ブエナに土を付けちゃったんで、馬券的な妙味はかなり薄れそうですが、
ヒカルオオゾラと並んで、秋以降のG1戦線で出てくれば買いたい1頭です。

一方のレパードS
こちらは、札幌記念で利益が確定していたので、
積極的な投資は避けて、利益を減らさない戦術。
そのために買ったのが馬単でした。
馬連だとトランセンドシルクメビウスの組合せが3倍台だったため、
馬連で5点買おうと思うと取りガミになる。
それを防ぐにはこの組合せだけ2倍買わなきゃいけない。
一方、馬単トランセンドシルクメビウスは5倍あるので、
100円ずつでも取りガミにはならない。
と言う訳でディアジーナは切って、馬単トランセンドから流して5点。
結果、これが当たってこちらは馬単で的中となって本日2戦2勝。

トランセンドは強かったです。
自身の持つレコードと同じタイムでしたが、
前回は稍重、今回はパサパサの良馬場。
僕は持ち時計に関しては1つの目安にしかならないと考えていますが、
ただ、2回連続でこのタイムで走れるのですから、大したもの。
これで賞金を稼いだので、秋以降の出走も楽になりました。
無敗のままで強力な4歳世代との対戦、
特にエスポワールシチーマチカネニホンバレとの対戦が楽しみです。

それから3着がトランセンドと同厩舎のスタッドジェルラン。
なかなか馬券圏は外しません。
それでいて賞金加算しませんから、馬主さんに優しい馬です(笑)