大逃げ小逃げ

本日は重賞2鞍。

先ずは毎日王冠
ウオッカと逃げ馬不在の2点が注目点だったこのレース。
開幕週で逃げ馬不在なら先行有利と言うのが大方の予想でありましょう。
その先行有利と言う点において、ウオッカはどうなのか?
いや、ウオッカは良いとして、ウオッカの騎手はどうなのか?
この前の凱旋門賞も然りなのですが、
最近は追い込みの武豊と言っても良いくらい、
乗る馬、乗る馬、みんな差し・追込にしてしまうので、
ここもウオッカヴィクトリアマイル宜しく、追い込むけど届かない
と言うパターンかな、なんて思って、
ここは前に行きそうなノリのカンパニーと、ユーイチのサクラメガワンダー
単勝を2点買うと言う邪道な買い方(笑)

で、いざレースとなったら・・・ウオッカ逃げてやがるっ!
落馬した訳でも、出遅れた訳でも無いのに、
最初の1ハロンで終わったと確信しました(笑)
こうなったら、ウオッカが如何に勝つか、と思ってみたら、
今度はスーパーホーネットに差されてやがる!
今回の馬券ポリシーとしては、
もしこれでウオッカが勝ってしまったならば素直に諦めよう、
と言う感じだったから、一番腑に落ちない結果。
無論、スーパーホーネットが良いレースをしたのは良かったのだけれども。

と言う事で、先ず毎日王冠は外れました。
それにしてもまさかスーパーホーネットが勝つとは。
この馬、1800mの勝ち鞍は2つあるけれど、
基本的に1400mがベストでマイルまでの馬だと見ていたから買えなかった。

続いて京都大賞典
このレースは状態面が不安視されていて、実際馬体重も-14kg、
更に斤量も59kgだったけれども、
この馬は強い、と見てアドマイヤジュピタ単勝と、
やはり昨日と同じく、「まさか」に備えてアルナスラインとの馬連
が、こちらは箸にも棒にも引っ掛からず。
アルナスラインが辛うじて掲示板ですが、10頭立ての掲示板では威張れない。
そしてアドマイヤジュピタに至ってはブービー
殿負けの馬には8馬身差を付けていますが、
その殿の馬は名古屋競馬の馬ですから、実質アドマイヤジュピタは殿負け。

これにはちょっと驚いた。
体調面に不安があったとは言え、もうちょっと格好はつくと思ったけれど・・・。
思えば今春、ドバイではヴァーミリアンが無残に散ったし、
ベルモントではビッグブラウンがそうだった。
アドマイヤジュピタはそこまでの馬では無いにしても、
と言って、いくら状態が悪かったと言えど、殿負けするような馬でも無いと思う。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と言う言葉はあるのですが、
馬の場合は当てはまらないのではないか、
馬に関しては"フロック"の勝ちがあるなら"フロック"の負けもあるのだろうと、
希望も込めて、ですが、思っています。

結局今週は、やっぱりバンブーエールのお陰。
昨日の勝ちで辛うじての逃げ切りと言う結末でした。