帰宅

札幌発の急行「はまなす」乗車から約25時間、無事に帰宅しました。
札幌からは移動時間だけで24時間以上ありましたが、
ずっと寝てたり景色を眺めたりで辛いと言う感じではありませんでした。

昨夜乗った「はまなす」は、大雨の影響で東室蘭辺りでは遅れていたみたいですが、
函館到着はほぼ定刻で、青森にもほぼ定刻の早朝5時40分頃到着。
そこからは6時過ぎの電車があったのですが、それだと八戸で1時間待つことになり、
1本遅い電車でも八戸からは同じ電車になると言うことで、
青森で改札を出て、駅前にある魚市場へ。
そして朝食は市場内で唯一営業している飲食店だった、寿司屋へ。
僕にとって回らないお寿司屋さんへの自費での入店は生涯初です!!!(笑)
(よく考えると、回転寿司も自費で食べたことは無いから、
寿司屋って言うカテゴリーでも初めてになりますね。)
と言っても食べたのは一番安い「鮪中落ち丼」で1000円ですが。
しかしたった1000円でも、そこはやっぱり市場の寿司屋で食べる大間の中落ち。
脂も乗ってて美味しかったです。

朝から豪華にまぐろ丼に舌鼓を打った後は、
青森港の辺りを少し散歩して再び列車に乗り込みます。
先ずは八戸に出て、そこから今は第三セクターとなっている、
青い森鉄道IGRいわて銀河鉄道経由で盛岡へ。
盛岡からは一ノ関、小牛田で乗り換えて仙台へ。
仙台でも5分の待ち合わせで福島行き接続がありましたが、
これもやはり黒磯に出るのに当たっては次の福島行きでも同じ列車になります。
そして仙台到着が14時半前で、いくら電車に乗ってるだけとは言え、
お腹も空いてくる時間ですからこの仙台で途中下車。

仙台と言えばキタジ、いや牛タン。
と言うことで、駅の地下にあったレストラン街を見て回って、
一番安かった牛タンカレーを食べました。
これは普通の欧風カレーに牛タンが入っていると言うもので、
勿論美味しかったですが、特筆するものは特に無かったです。

再び電車に戻って、今度は福島へ。
そして福島で黒磯行きに乗車。
関東の地名である「黒磯」と言う表示を見て、
漸く帰ってきたのだな、と安堵感がありました。

そしてその安堵感は東京に近づくにつれて色々の場面で感じるようになります。
郡山では水郡線の列車で「水戸」行きの文字を見て、
自分の知っている(行った事のある)都市行きの列車を見て、
黒磯では栃木=関東に入ったことを感じて、
そして宇都宮では「上野」と言う行き先を見て・・・。

その宇都宮からは電車の本数もそれなりにあるので、
時間的な縛りからはかなり開放されます。
そして宇都宮到着が20時前。
と言うことで、宇都宮ですから夕飯で餃子定食を食べました。

この旅最後の食事を済ませ、いよいよ上野行きに乗車。
途中の大宮に着いた時は漸く帰ってきたと言う感じでホッとしました。
そして大宮からは20分程度で終点の上野へ。
本来、手前の赤羽で降りた方が新宿に出るには便利なのでありますが、
今回は青森から東北本線に乗り続けていると言うことで、
起点から終点までの乗車と言う事を意識して、敢えて上野まで行ったのであります。

上野からはJRと私鉄を乗り継いで最寄り駅まで。
昨日22時丁度から、実に24時間43分間の家路でありました。